エクセルで作業するとき、セルをダブルクリックして入力していませんか?
マウスを触らずにセルを入力状態に切り替えるのがF12(ファンクションキー)です。
今回ご紹介するショートカットキー
F2 (ファンクションキー )
機能:セルを編集状態にする
セルを編集状態に切り替えるわけですが、実はふたつの操作があります。
1.セルを編集可能な状態にする
2.セルの入力モードと編集モードに切り替える
1はみなさん知っているかもしれませんが、2は意外と知らないかもしれません。
押してセルを編集モードに切り替える
セルを編集モードに切り替えるには3つの方法があります。
1.セルをダブルクリックする
2.数式バーをクリックする
3.F2を押す
F2を押した方が、わざわざマウスを触らなくてもすぐに編集モードに切り替えられるかもしれませんが、F2を押すと入力内容の一番後ろにカーソルが来るので、入力内容の途中から編集するには数式バーを利用したほうが良いかもしれません。
あるいは、F2を押してからカーソルで移動するという方法もあります。
セルの入力モードと編集モードを切り替える
何も入力されていないセルに最初からデータを入力している時に、入力済みの内容が間違えていたので修正箇所に移動しようとして矢印の←を押したら隣のセルに移動してしまったという経験はありませんか?
実は、セルに入力しているときは、「入力モード」と「編集モード」のふたつがあります。
何も入力されていないセルに入力し始めると、最初は「入力モード」になります。
このときに矢印キーを押すと、隣のセルにカーソルが移ってしまいます。
このときに矢印キーを使える状態にするために「F2」を押すわけです。
F2の別の使い方
WindowsではF2の別の使い方があります。
それは「ファイルの名前を変更する」です。
ゆっくり2回クリックすれば、ファイルの名前を編集できる状態になりますが、1回クリックした後に「F2」を押すとファイルの名前を編集できる状態になります。
F2のエクセルでの利用方法を解説しましたが、何と言ってもパソコン操作はなるべくマウスを使わないことです。ショートカットをたくさん覚えて、効率良くパソコンを使いましょう。
押さえておきたいショートカットを一覧でまとめていますので、ぜひご覧ください。