飛行機の乗務員(キャビンアテンダント)には実は乗務手当なるものが支給されている

2018年6月20日2018年8月9日

キャビンアテンダントと言えば、一昔は女性にとっての花形職業でした。

略してCAと言われたりしますが、客室乗務員とも言われます。

そのCAですが、不況時にはリストラが行われたり、最初の3年間は契約社員となってしまったり、給料も下がって大変だった時期もあると聞きます。

実際のキャビンアテンダントの給与を調べてみました。情報源は平成29年賃金構造基本統計調査です。

調査によると314～771万円、平均は528万円でした。

参考までにパイロットは745～1,309万円、平均は1,176万円です。

ちょっと気になったので医師と弁護士も調べてみました。

医師(男)は535～1,618万円、平均は1,177万円です。

弁護士(男)は427～1,778万円、平均は1,097万円でした。

さて、キャビンアテンダントの平均給与は528万円ですが、健康保険、厚生年金保険、所得税、住民税などを差し引きくと手取りが370万円ほどになります。

案外少ないと思うかもしれせんが、キャビンアテンダントには健康保険や厚生年金の算定の基準になる報酬月額に含まれず、所得税や住民税の対象にもならない乗務手当というものがあります。

乗務手当は航空会社によって差はありますが、乗務1時間当たり700～1,000円が支給されます。

1日8時間の乗務で1年間に180日乗務したとします。

乗務手当700円/時間の場合

700円×8時間×180日＝1,008,000円

結構な金額になりますね。乗務手当とは別に宿泊手当というものもあるらしく、統計に表れる数値以上に収入はあるようですね。

一般の会社でも出張手当は課税の対象外となりますので、出張に積極的に行ってもらって業績を上げてもらうために、旅費規定はしっかり整備したいものですね。

ついでなので他の職種の給料も掲載します。

(単位：万円)