「ごまかす」は食べるゴマと関係ある?
「ごまかす」というのは、ずるをするとか真実を隠すといった悪いイメージがあります。
しかし、「ごまかす」のもともとの意味は、物事をよくするという意味です。
今回は「ごまかす」の由来について説明します。
「ごまかす」は料理でゴマを使ってよく見せるというのが本来の意味
「ごまかす」というのは、食べ物に「ゴマ」を振りかけたりして、よい料理に見せかけることを言います。
特に禅寺では精進料理をたべることを趣旨としていて、ゴマは欠かすことが出来ない脂肪源であり、様々な料理にゴマをたくさん使って、ごまかした料理をよく食べていました。
ゴマは香りが良くて、どんな料理に使っても、一段と風味が良くなります。
本当はあまりおいしくないものでもおいしく見せる、ということから転じて「偽る」意味となったのです。
ゴマにはセサミノールという成分が含まれていて、これは老化を防ぐ効果があります。
そのためなのか昔から禅宗の僧侶は長生きが多く、最近ではゴマに関連した健康食品が数多く販売されています。
いざ買ゴマ関連の健康食品を買おうとしても迷ってしまいます。
健康に良いものとして、ゴマの他に青汁、ヨーグルト、黒酢など様々なものが出回っていますが、自分に合ったものを探し出して、長生きしたいものですね。