運転免許証の申請料や更新料の消費税の課税関係は?

消費税法

優良運転者で5年、初心者や違反者は3年で運転免許証の更新があります。

交通安全協会費の支払は任意ですが、免許の更新料は必ず払わなければならないもの。

今回は、運転免許の更新料について、消費税の課税関係を解説します。

運転免許証に関する法律は?手数料に対する消費税は?

運転免許証の申請料や更新料の消費税の課税関係が気になったので調べてみました。

そもそも運転免許は道路交通法で規定されています。道路交通法120条で下記のように定められています。

(免許等に関する手数料)
第百十二条  都道府県は、第六章(第百四条の四第六項を除く。)及び第六章の二の規定により公安委員会が行うものとされている事務に係る手数料の徴収については、次の各号に掲げる者から、それぞれ当該各号に定める手数料の種別ごとに政令で定める区分に応じて、物件費及び施設費に対応する部分として政令で定める額に人件費に対応する部分として政令で定める額を標準とする額を加えた額を徴収することを標準として条例を定めなければならない。

つまり、各都道府県において政令で定める手数料を標準として独自に手数料を決めて徴収することになっているわけです。といことで行政が徴収する手数料ですから、運転免許関係で徴収される手数料において、消費税は非課税ということになります。

蛇足ですが、教習所へ支払う講習代は消費税の課税対象になりますから、勘違いしないように注意が必要です。

参考までに消費税法基本通達を掲載しておきます。

結論としては「法令に基づいて徴収される手数料等」が消費税の非課税となるのです、今度、時間があったら、資格検定と消費税の課税関係をまとめられたらと思います。

非課税となる行政手数料等の範囲等

6-5-1 国、地方公共団体、法別表第三に掲げる法人その他法令に基づき国若しくは地方公共団体の委託又は指定を受けた者が徴収する手数料等で法別表第一第5号イ及びロ《国、地方公共団体等が行う役務の提供》の規定により非課税となるのは、次のものであるから留意する。(平14課消1-12、平17課消1-22、平28課消1-57により改正)

(1) 法令(法律、政令、省令又は大臣告示のほか条例及び規則を含み、業務方法書又は定款等は含まない。以下6-5-2までにおいて同じ。)に基づいて行われる次に掲げる事務の手数料、特許料、申立料その他の料金(以下6-5-1において「手数料等」という。)で、その徴収について法令に根拠となる規定があるもの

イ 登記、登録、特許、免許、許可、認可、承認、認定、確認及び指定

ロ 検査、検定、試験、審査及び講習(令第12条第1項第1号イからニまで《非課税となる国、地方公共団体等の役務の提供》に掲げる事務のいずれにも該当しないものを除く。)

ハ 証明(令第12条第1項第2号《非課税となる国、地方公共団体等の役務の提供》に掲げるものを除く。)

ニ 公文書の交付(再交付及び書換交付を含む。)、更新、訂正、閲覧及び謄写(令第12条第1項第2号に掲げるものを除く。)

ホ 裁判その他の紛争の処理

ヘ 旅券の発給(旅券法第20条第1項《手数料》に掲げる渡航先の追加、記載事項の訂正、再発給、旅券の合冊又は査証欄の増補及び渡航書の発給を含む。)

ト 裁定、裁決、判定及び決定

チ 公文書に類するもの(記章、標識その他これらに類するものを含む。以下同じ。)の交付(再交付及び書換交付を含む。)、更新、訂正、閲覧及び謄写(令第12条第1項第1号に掲げる事務に係るものを除く。)

リ 審査請求その他これに類するものの処理

(2) 法令に基づいて行われる登録、認定、確認、指定、検査、検定、試験、審査及び講習(以下6-5-1において「登録等」という。)で法令に手数料等の徴収の根拠となる規定がないもののうち、次に掲げる登録等の手数料等

イ 法令において、弁護士その他の法令に基づく資格を取得し、若しくは維持し、又は当該資格に係る業務若しくは行為を行うための要件とされている登録等

(注)

1 「資格」とは、法令において、その資格を有しない者はその資格に係る業務若しくは行為を行うこと若しくはその資格に係る名称を使用することができないこととされていること又は一定の場合にはその資格を有する者を使用すること若しくはその資格を有する者にその資格に係る行為を依頼することが義務付けられている場合のその資格をいう。

2 「要件とされている」とは、登録等に係る役務の提供を受けない場合には、その資格が取得できない若しくは維持できない又はその資格に係る業務若しくは行為を行うことができない場合をいう。

ロ 法令において、輸出その他の行為を行う場合にはその対象となる資産又は使用する資産について登録等を受けることが要件とされている登録等

ハ 法令において、登録等により一定の規格に該当するものとされた資産でなければ一定の規格についての表示を付し、又は一定の名称を使用することができないこととされている登録等

ニ 法令において、登録等を受けることが義務付けられている登録等

ホ 証明、公文書及び公文書に類するものの交付(再交付及び書換交付を含む。)、更新、訂正、閲覧及び謄写(イからニまでに該当しない登録等に係るものを除く。)

(3) 国又は地方公共団体が、法令に基づき行う他の者の徴収すべき料金、賦課金その他これらに類するものの滞納処分について、法令に基づき他の者から徴収する手数料等

(4) 独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律(以下6-5-1において「独法等情報公開法」という。)第2条第1項《定義》に規定する独立行政法人等又は独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律(以下6-5-1において「独法等個人情報保護法」という。)第2条第1項《定義》に規定する独立行政法人等のうち法別表第三に掲げる法人以外の法人が独法等情報公開法第17条第1項《手数料》又は独法等個人情報保護法第26条第1項《手数料》に基づき徴収する手数料

(注) 法別表第三に掲げる法人が独法等情報公開法第17条第1項《手数料》又は独法等個人情報保護法第26条第1項《手数料》に基づき徴収する手数料は(1)ニ又はチに該当する。

まとめ

運転免許に限らず、国家資格として免許や資格が必要なものに対する手数料は基本的に行政手数料にあたり、消費税は非課税となります。

ただし、資格と言ってもたくさんあって、取扱いに迷うかもしれませんが、いわゆる民間資格といわれるものは消費税がかかります。

基本的には「国家資格は消費税が非課税」と覚えておけばよいでしょう。

 

消費税について、知っておきたい豆知識をまとめていますので、ぜひご覧ください。

http://sunsunlife.s1005.xrea.com/2018/09/12/post-767/

 

消費税法
スポンサーリンク
sunsunlifeをフォローする
税務会計のミチシルベ

コメント