【マスカレード・ホテル】東野圭吾 二人のプロフェッショナルが事件解決へ突き進む
累計265万部を突破した「マスカレード」シリーズの第一弾。
ホテル・コンテシア東京で繰り広げられる第4の連続殺人事件。暗号から判明したのがホテル・コンテシア東京で第4の殺人事件が起きることだった。第4の殺人事件を未然に防ぎ、犯人を逮捕するため、警察はホテルへの潜入捜査をすることに。フロントスタッフに扮した捜査一課の刑事 新田浩介にコルテシア東京の優秀なフロントクラーク 山岸尚美が教育兼補佐役となる。当初は対立していた二人だったが、お互いの仕事ぶりを見て信頼を高めていく。
2011年9月に集英社より出版され、2014年7月には文庫化。
2014年8月に新田と尚美がであうまでのエピソード集「マスカレード・イブ」が単行本で発売。
2017年9月に「マスカレードシリーズ」第三弾「マスカレード・ナイト」が発売。
2019年1月に木村拓哉・長澤まさみ共演により映画化予定。
東野圭吾 作家紹介
1958年大阪生まれの日本を代表するミステリー作家。
1981年大阪府立大学電気工学科を卒業。
日本電装(現・デンソー)(株)に技術職として入社。
1985年に『放課後』で江戸川乱歩賞を受賞。
1986年に退社して作家に専念。
1999年『秘密』で日本推理作家協会賞を受賞。
2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞。
代表的な作品に加賀恭一郎シリーズとガリレオシリーズがある。
今回ご紹介する作品
書籍情報
題名 | マスカレード・ホテル |
出版社 | 集英社 |
発売 | 2014/07/18 |
ISBN | 9784087452068 |
登場人物
新田 浩介 | 捜査一課の警部補。 フロントスタッフとして潜入することになる。 |
山岸 尚美 | フロントクラーク。 新田の教育係の担当を任命されることになる。 |
稲垣 | 捜査一課係長。新田の上司。 |
藤木 | 総支配人。尚美の初上京時には副支配人だった。 |
尾崎 | 捜査一課管理官。 |
本宮 | 捜査一課。新田の先輩。客を装ってホテルの監視に当たる。 |
田倉 | 宿泊部長。尚美の直接の上司。 |
久我 | フロントオフィス・マネージャー。 |
関根 | 捜査一課。巡査。ベルボーイとして潜入する。 |
能勢 | 品川警察署の刑事。一見愚鈍だが、バディを組んだ刑事は、皆一目置いている。 |
杉下 | ベルキャプテン。 |
仁科 理恵 | 宴会部ブライダル課。 |
片桐 瑶子 | 宿泊客。目の不自由な老婦人。ただし・・・。 |
安野 絵里子 | 宿泊客。とある男性の写真を示し、決して近づかせないでほしいと依頼。 |
栗原 健治 | 宿泊客。新田に不自然なほど絡んできて理不尽な要求を繰り返す。実は過去に新田との間に因縁があった。 |
高山 佳子 | ホテル・コルテシア東京で挙式予定。ストーカーに狙われている疑いがある。 |
あらすじ
都内で不可解な3件の連続殺人事件起きた。容疑者もターゲットも不明でああるものの、現場に残された暗号が解読され、次の犯行場所は一流ホテル・コルテシア東京になることが発覚した。第4の殺人事件を未然に防ぎ、さらには犯人を逮捕するため、警察は捜査員をフロントスタッフやベルボーイに扮して潜入捜査をすることになる。捜査一課の刑事である新田浩介は、帰国子女であることからフロントスタッフに扮することに。そして、コルテシア東京の優秀なフロントクラークだる山岸尚美がその教育兼補佐役となるのだった。
お客様を第一に思う山岸尚美と、すべての人に疑いのかける新田浩介は当初は対立したものの、お互いのプロの仕事に共感し、信頼を寄せていく。
警察は未然に事件を防ぎ、犯人を逮捕できるのか?
ホテルは捜査協力によって、その評判を保つことが出来るのか?