テーマパークの2通りの戦略

テーマパークにはパスポート制と入園料制の2通りがあります。

パスポート制の代表と言えば、皆さんご存知の東京ディズニーランド。

実は、東京ディズニーランドの売上の50%以上が飲食やグッズによるものだそうです。

今回はテーマパークの秘密に迫ります。

入場者数と客単価がテーマパーク成功のカギ

日本で成功しているテーマパークと言えば東京ディズニーランドとUSJ。

どちらもパスポート制となっていて、パスポート代を支払えばアトラクションは遊び放題となります。

一方、入園料制は1回ごとに支払う料金は少なくして、利用する人に数多くのアトラクションに乗ってもらうことで客単価を上げるのが狙いです。

パスポート制は遊び放題なわけですが、あれもこれもとアトラクションで遊んでいると滞在時間が長くなります。

そうすると、食事もするし気分を変えて買い物もするわけなので、必然的に客単価が上がるわけです。

パスポート制は、うまく来園者の心理を利用しているわけですね。

それにしても、テーマパークは設備を見てみると相当な投資がされているなあと感じるでしょう。

それを回収するには相当な売上が必要ですので、失敗は許されません。

どのテーマパークも必死です。

人気のあるキャラクターを採用したり、いろんなイベントを開催したりと様々な仕掛けで集客しています。

集客力とどれだけリピーターを増やせるかが勝負の分かれ目なのかもしれませんね。