コンビニでのATM設置の裏側
一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会による「JFAコンビニエンスストア統計調査月報」によると、2018年12月のコンビニ数は55,743だそうです。
24時間営業という便利さからか、生活に欠かせなくなったコンビニですが、ほとんどのコンビニが銀行ATMを設置しています。
銀行に足を運ぶことなく、当たり前のようにコンビニATMを使っている方も多いでしょうが、コンビニでのATMの設置は銀行とコンビニの双方にメリットがあるようです。
コンビニのATM設置におけるメリット
コンビニにATMを設置すると集客効果が上がり、売上が20%伸びると言われているようです。
ATMを設置することによる手数料収入は銀行に入るわけなのでコンビニ側としては無料でのサービス提供となるわけですが、ATM利用のためにコンビニに立ち寄り、ついでに買い物するので売上が上がるという仕組みです。
銀行がコンビニにATMを設置する理由は、その設置コストにあります。
ATM専用のブースを作るとなると土地の確保、監視カメラなどのセキュリティ完備といったコストが発生します。
ところが、コンビニでは設置スペースさえあればセキュリティに関しては監視カメラなどは既に設置済み。
コンビニATMは銀行とコンビニ双方にメリットがあり、急速に普及が進んだのでしょうね。