ビジネスマナー③ 役職(職名)の順番

1.社員の順番はどうやって判断される?

社員の順番は、下記の1~3の条件で決まってきます。

1.役職

2.勤続年数

3.年齢

まず役職で順位を見て、役職が同じ場合は勤続年数、勤続年数も同じ場合は年齢で判断することになります。

2.一般企業でよく使われている役職?

会長(取締役会長)

社長(代表取締役社長)

副社長(代表取締役副社長、取締役副社長)

専務(取締役専務、代表取締役専務)

常務 (取締役常務)

監査役

執行役員

本部長または事業部長

部長

次長

課長

係長

主任

上記の他にも最高経営責任者(CEO)、最高執行責任者(COO)、局長、所長、主任研究員、主査、主事、マネージャー、チーフ、リーダーなど、企業によって様々な役職が存在します。また、「補佐」「代理」「副」などを付けている企業もあります。(例:部長代理、課長代理、課長補佐)

どのような呼称を使うかは企業が自由に設定できて、役職による権限や責任も企業によって多種多様です。大事なのは、自分が勤務している会社の役職の順番を覚えることです。取引先の企業の役職も覚えておくとよいです。

3. 公務員の主な役職(参考)

国家公務員の代表的な役職は、下記のとおりです。

事務次官

省名審議官

官房長、局長、政策統括官

部長、総括審議官

次長、審議官

官房三課長

課長、参事官

室長、企画官、調査官

上席〇〇専門官、課長補佐、専門官

係長、主査、専門職

主任

係員

地方公務員の代表的な役職は、下記のとおりです。

次長、本部長、技監、理事

部長、担当部長

統括課長

課長、担当課長、専門課長

課長補佐

係長、主査、担当係長、次席

主任

主事

役職は組織における地位を示すものですので、位置関係は覚えていて損はないでしょう。

 

もしよければ、下記もご参照ください。

ビジネスマナー① お茶の出し方

ビジネスマナー② 電話応対の仕方