【ロスジェネの逆襲】池井戸潤 企業買収に対抗する半沢直樹 シリーズ第3弾

本の紹介

「ロスジェネの逆襲」は「池井戸潤 半沢直樹シリーズ」の第3弾です。

「やられたらやり返す」をモットーにする銀行員の半沢直樹のやり方が痛快です。

「週刊ダイヤモンド(ダイヤモンド社)」2010年8月号から2011年10月号にかけて連載され、2012年6月にダイヤモンド社より単行本化、2015年9月に文庫化されました。

池井戸潤 作家紹介

1963年 岐阜県生まれ。慶応義塾大学卒。

1988年 三菱銀行(当時)に入行。

1995年 32歳の時に同行を退職。コンサルタント業をしながらビジネス書執筆や税理士・会計士向けのソフトの監修を行う。ビジネス書の執筆業は順調だったものの、テーマが限られていることから将来に不安を感じ始め、夢だった江戸川乱歩賞を目指す。

1998年 「果つる底なき」で第44回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。

2010年 「鉄の骨」で第31回吉川英治文学新人賞を受賞。

2011年 「下町ロケット」で第145回直木賞受賞。

今回ご紹介する作品

書籍情報

題名ロスジェネの逆襲
出版社ダイヤモンド社
発売2012/6/28
ISBN9784478020500

登場人物

東京セントラル証券

半沢直樹本作の主人公。バブル世代。東京中央銀行の営業第二部次長から出向中。
森山雅弘プロパー社員。ロスジェネ世代。営業企画部調査役。
諸田祥一営業企画部次長。バブル世代。東京中央銀行からの出向者。
三木重行営業企画部調査役。バブル世代。諸田とは同期。買収案件が銀行に奪われた後、銀行の証券営業部に戻る。
尾西克彦プロパー社員。森山のひとつ先輩。
岡光秀社長。東京中央銀行の専務取締役だったが、出世競争に敗れ、1年前に現職に出向。
神原公一専務取締役。

東京中央銀行

渡真利忍融資部。行内の情報に精通している。半沢の同期。銀行の情報など半沢に情報を提供してくれる。
近藤直弼広報室次長。半沢の同期。銀行の情報など半沢に情報を提供してくれる。
苅田光一法務部次長。半沢の同期。
伊佐山泰二証券営業部長。旧東京第一銀行出身。
野崎三雄証券営業部次長。
中野渡謙頭取。
三笠洋一郎副頭取。

電脳雑伎集団

平山一正社長。
平山美幸副社長。一正の妻。
玉置克夫財務担当役員。
戸村逸樹営業担当役員。

東京スパイラル

瀬名洋介社長。ロスジェネ世代。森山とは中学・高校時代の同級生で親友。
加納一成元戦略担当役員。創業メンバー。
清田正伸元財務担当役員。創業メンバー。

フォックス

郷田行成社長。40歳で同社を起業した。

太洋証券

広重多加夫営業部長。
二村久志広重の部下。

あらすじ

半沢直樹が子会社の東京セントラル証券に出向になってから約2カ月経ったある日、電脳雑伎集団(以下「電脳」)の平山社長夫妻が、東京スパイラル(以下「スパイラル」)を買収したいと申し入れてくる。

スパイラル側が容易に買収を受け入れるとは考えにくく、敵対的買収になるであろうことが予想されたが、東京セントラル証券は業歴が浅く、大型買収のノウハウも持ち合わせていないため、半沢は乗り気ではなかった。だが、部下の諸田はこの案件で見込まれる巨額の手数料が入る大きなチャンスを逃すまいと、腹心の部下たちで編成したアドバイザーチームにスキームを練らせることに。

それまで電脳の営業担当を務めてきた森山はチームから外され納得がいかなかったが、三木率いるチームのスキームは一向にまとまらず、内容を伝えに行った時には既に手遅れ。対応の遅さに痺れを切らした平山から契約破棄を伝えられる。三木に任せきりにしていた半沢は、社長の叱責を受けるが、その日の夜、同期の渡真利忍から銀行の証券営業部が電脳と買収のアドバイザー契約を結んだことを聞かされる。

対応の遅さは単なる口実で、銀行がメインバンクの立場を利用して子会社の仕事を「横取り」したという事実は、おそらく情報をリークした人物が証券側にいることを示していた。半沢は「この借りは必ず返す。やられたら倍返しだ。」と森山に約束する。やがて、半沢と森山はこの買収劇の裏に隠された真実を知ることとなるのだった・・・。

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税務会計のミチシルベ

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